アメリカ・FRB 4会合連続で政策金利据え置き
経済|
06/19 08:50
前日のアメリカ市場の流れを受けて下落して始まった、18日の日経平均株価。その後すぐ上昇に転じると、終値は前の日より348円高い3万8885円で、およそ4か月ぶりの高値をつけました。
マネックス証券
広木隆氏
「東京市場は米相場が下げても非常に力強い上昇を見せた。海外に引き続き中東情勢の不安、トランプ関税の不透明感が続いているが、それらをはねのけて力強い上昇を見せたのは、日銀のハト派姿勢、利上げを急がない姿勢が好感された。そのおかげで為替が1ドル145円台と円安が進んだということも株価の追い風になった」
日本時間19日午前3時ごろ、アメリカのFRBは4会合連続で政策金利を据え置くと決定しました。
トランプ大統領はFRBに繰り返し利下げを求めていて、パウエル議長の後任人事に言及するなど、金融政策を巡る対立の行方も注目されています。
NYダウは、前日よりも44ドル安い4万2171ドルで取引を終えています。日経平均先物は、3万8650円と値を下げています。
(「グッド!モーニング」2025年6月19日放送分より)