ロシアが日本との戦争も想定 プーチン氏 新年演説で団結訴え
国際|
01/01 12:35
ロシアのプーチン大統領は、新年の演説で団結を呼び掛けました。
プーチン大統領は開始から3年となるウクライナ侵攻を念頭に、「ロシア全土の何百万もの人々の思いと希望が、我々の兵士や指揮官とともにある」と述べ、兵士らを「真の英雄だ」とたたえました。
そのうえで、「我々は何度も試練を乗り越えてきた」とし、「すべてはうまくいくと確信している。前進あるのみだ」と結束を呼び掛けました。
また、ロシアが第2次世界大戦でドイツ戦に勝利してから80周年を迎えることから、今年を「祖国防衛者の年」にすると表明しました。
一方、フィナンシャル・タイムズは31日、ロシア軍がおよそ10年前から日本と韓国の160カ所の攻撃目標を策定していたと報じました。
茨城県の東海村の原子力施設や関門トンネルなどのインフラも攻撃対象に含まれています。
ロシアはNATO=北大西洋条約機構との戦争が東アジアに拡大した場合を想定していたということです。
計画は現在も有効だと指摘しています。