アメリカ初「渋滞税」導入 渋滞緩和など目的にNYで
国際|
01/06 06:10
ニューヨークで慢性的な渋滞の緩和などを目的に、マンハッタン中心部に乗り入れる車両にアメリカ初となる「渋滞税」が導入されました。
ニューヨーク州は5日、タイムズ・スクエアやウォール街などマンハッタン中心部を走行する乗用車に9ドル=およそ1400円、バスやトラックには14.4ドル=およそ2260円の渋滞税を導入しました。
交通渋滞の緩和や温室効果ガス削減が目的で、税収はバス路線の拡充や老朽化する地下鉄の改修などにあてる方針です。
渋滞税を巡っては、去年6月に導入される予定でしたが、物価高を考慮して先送りされていました。
アメリカメディアは、トランプ次期大統領が「企業に打撃を与える」などと反対していることから、トランプ氏の就任前の「駆け込み導入」との見方を示しています。