警察庁が中国系のサイバー攻撃集団に注意を呼び掛けたことに対し、中国外務省は「専門的ではなく無責任だ」と反発しました。
　警察庁などは8日、中国系のサイバー攻撃集団「MirrorFace」による外務省などを狙った被害が2019年以降200件に以上に上っているとして、広く注意を呼び掛けました。
　この件に対し、9日の会見で問われた中国外務省の報道官は「我々はハッカー攻撃を断固として取り締まっている」と強調したうえで、「日本の関連機関の判断は専門的ではなく無責任だ」と反発しました。
　さらに「アメリカの一部の同盟国は最近、中国に関する誤った情報を広めている」と批判しています。