「ウクライナを支援するこの連合はくじけてはならない」関係国会議で米国防長官
国際|
01/10 06:46
アメリカ国防総省のオースティン長官は、ウクライナへの支援を関係国と話し合う会議を開催しました。トランプ次期政権の発足を念頭に、長期的な支援継続の必要性を訴えました。
オースティン国防長官
「ウクライナを支援するこの連合は、ひるんではならない。くじけてはならない。失敗してはならない。ウクライナの存続がかかっている。私たちの安全保障もだ」
オースティン長官はまた、「平和は自然に訪れるものではない」「安全保障もまた、自然に拡大するものではない」と強調し、会合に出席したおよそ50カ国の代表者にウクライナ支援を継続する重要性を訴えました。
関係国会議は2022年4月の初開催を皮切りに今回で25回目で、バイデン政権として主導するのはこれが最後です。
オースティン長官は、今後も会議が続くかはトランプ次期政権が決めることだとする一方、支援をやめれば「さらなる侵略、混乱、戦争を招くだけだ」と釘を刺しました。