アメリカのトランプ次期大統領は、20日に控える就任式について、当日の寒さを理由に屋内での実施を命じたと明らかにしました。
　トランプ氏は17日、自身のSNSで20日に首都ワシントンの連邦議会で行われる就任式について「気温が記録的な低さになる可能性がある」「非常に危険な状況だ」として屋内での実施を命じたと明らかにしました。
　就任パレードなど屋外で予定されていた関連行事も屋内での実施に変更し、テレビなどでの生中継で伝えるということです。
　当日は氷点下10℃前後まで冷え込み、最大風速48キロの突風も予想されていて、体感温度はさらに低くなる見込みです。
　就任式の舞台が議会議事堂に定着したのは1989年のブッシュ大統領以降で、寒さを理由に屋内での実施に変更されれば、レーガン大統領の再選を受けた1985年の就任式以来となります。