トランプ氏のアメリカ大統領就任を受け、中国メディアは「世界は両国の関係が『良いスタート』を切ることを期待している」と報じています。
　社説では、「中国とアメリカが協力すれば利益を得るが、争えば損失を負うことは歴史が数え切れないほど証明してきた」としたうえで、「貿易戦争や科学技術戦争の教訓から学び、グローバルな生産やサプライチェーンにおける互恵的な役割分担を尊重し合うこと」が重要だと強調しています。
　一方、北京市民からは平和な関係を望む声が聞かれました。 北京市民 「互いに攻撃すれば傷付くだけだ。不協和音もあるが未来はきっといいはず」 「私たちの国は（関税に）対処できる。すでに経験しているので、皆、平和を基調に考えていると思う」