「誰と戦うか知らなかった」ロシアに派遣され捕虜になった北朝鮮兵士の新しい映像公開
国際|
01/21 21:50
ロシアに派遣され、ウクライナ軍の捕虜となった北朝鮮兵士の新たな映像が公開されました。兵士は「誰と戦うか知らなかった」などと語っています。
20日、ゼレンスキー大統領はSNSで捕虜となった北朝鮮兵士の新たな映像を公表しました。
兵士はベッドに横たわり、ウクライナ保安庁の取り調べに応じています。
現地メディアによりますと、兵士は偵察大隊に所属し、100人以上の兵士とともに貨物船で北朝鮮からロシアに渡ったと話しているということです。
また、他の数人の兵士はロシア軍の装備について訓練を受けたものの、自身は受けていないと話しています。
兵士は17歳で徴兵され入隊したとしていて、「ロシアに来る前に自分がロシアで戦うことも誰と戦うことになるかも知らなかった」と語っています。
ウクライナの情報機関はANNの取材に対し、派兵された北朝鮮兵士約1万2000人のうち、400人以上が死亡したと明らかにしています。
ウクライナ軍の分析では北朝鮮兵士の派遣は最終的に15万人に上る可能性があるとしています。
画像:ゼレンスキー大統領のTelegramから