中ロ首脳がテレビ電話で会談 トランプ大統領就任直後に笑顔で親密ぶりアピール
国際|
01/21 22:48
アメリカでトランプ大統領が就任した直後のタイミングで、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領がテレビ電話で会談を行いました。
冒頭、プーチン大統領がテレビの画面越しに習主席に笑顔で手を振る様子がみられるなど、両者の親密ぶりをアピールした形で首脳会談は始まりました。
中国外務省によりますと、習主席は「中ロ関係の安定性と強靭(きょうじん)性を持って外部環境の不確実性に対応し、国際的な公正と正義を守る」と主張しました。
また、「拡大したBRICSの協力を進め、グローバルサウスの団結と自立の新たな一章を開く」と述べ、中国とロシア双方が主導する形での国際秩序の枠組み作りに意欲を示しました。
ロシア国営メディアによりますと、習主席は5月9日の戦勝記念パレードに合わせてモスクワを訪問し、プーチン大統領は抗日戦争勝利記念日の9月3日に中国を訪問する予定だということです。