中国・江蘇省蘇州市で去年6月、日本人親子らが切り付けられた事件で、被告の中国人の男に今月23日、判決が言い渡されます。
　去年6月、蘇州市のバス停でスクールバスを待っていた日本人親子が、刃物を持った50代の無職の男に襲われ、止めに入った中国人の胡友平さん（当時54）が刺されて死亡しました。
　蘇州市の裁判所で今月9日にあった男の初公判に続き、23日午前には判決公判が開かれます。
　現地の在留邦人の間では、事件後、現場の近くから転居したり帰国したりする動きもあり警戒が続いています。
　中国当局はこれまで男の犯行動機などを公表しておらず、23日の判決公判でどこまで情報が明らかにされるか、注目されます。