米ワシントン動物園でパンダの一般公開始まる トランプ政権で米中関係緊張のなか
国際|
01/25 07:16
アメリカの首都ワシントンの動物園で中国から貸与されたジャイアントパンダが一般公開されました。
ワシントンにあるスミソニアン動物園で24日に公開されたのは、いずれも3歳の雄の「バオリー」と雌の「チンバオ」の2頭です。
去年10月に中国の四川省から来た「バオリー」と「チンバオ」は大勢の子どもたちに見守られながらワシントンでのデビュー初日を迎えました。
スミソニアン動物園のパンダは、1972年に当時の周恩来首相がニクソン大統領夫人の希望に応じてアメリカに贈ったのが始まりで、米中の友好親善の象徴となってきました。
米中関係が緊張するなか、式典に出席した中国の謝峰大使は米中の友好と協力にパンダが果たす役割を強調しました。