クーデターから4年 日本の犯罪組織もミャンマー拠点に
国際|
02/01 12:20
ミャンマーでのクーデターから1日で4年となります。不安定な情勢が続くなか、日本の犯罪組織が混乱に乗じてミャンマーに拠点を移しているとみられることが分かりました。
UNODC東南アジア・太平洋地域事務所
ベネディクト・ホフマン副所長
「日本人が詐欺に関与しているケースが判明している。また、日本の犯罪組織がミャンマーに関心を強めていることも確認している」
ミャンマーでは、タイとの国境地帯などで中国系の犯罪組織が活動しているとされています。
UNODC=国連薬物犯罪事務所によりますと、日本の犯罪組織も同様に当局の統治が及びにくいミャンマーに拠点を移しているとみられています。
UNODC東南アジア・太平洋地域事務所
ベネディクト・ホフマン副所長
「ラオスやカンボジア、フィリピンなどで取り締まりが強まると、彼らは拠点を移すわけだが、多くがミャンマーに来る」
UNODCは、日本を含む各国の犯罪ネットワークがミャンマーで広がっていると懸念を示しています。