【速報】米トランプ大統領 カナダとメキシコに25% 中国に10%の関税発動
国際|
02/02 08:10
アメリカのトランプ大統領は、不法移民の流入などに対処するという名目でカナダとメキシコ、中国への関税を課すと明らかにしました。
トランプ大統領は1日、自身のSNSで「メキシコとカナダからの輸入品には25%の関税、中国からの製品には10%の追加関税を課した」と明らかにしました。
カナダからの輸入品のうち、石油や天然ガスなどエネルギー関連の輸入品に対する関税は10%にとどまっています。
エネルギー関連はガソリン価格などに影響を及ぼす恐れがあり、アメリカ国内の混乱を最小限に抑える狙いがあります。
トランプ政権は、国際緊急経済権限法=IEEPAに基づいて合成麻薬や不法移民が国内に流入することを「緊急事態」だと位置付け、大統領の権限で関税を発動させたということです。
CNNは関税の発動を受けて「世界的な貿易戦争に発展する可能性がある号砲だ」と警鐘を鳴らしています。