離陸直前 エンジンから炎 航空機トラブル相次ぐ
国際|
02/03 18:05
■離陸直前
エンジンから炎
離陸直前、エンジンから炎が上がりました。
乗務員
「お席に座ったままでお願いします」
乗客
「お願いよ、外に出して」
アメリカ南部・テキサス州の空港で2日、滑走中の旅客機が離陸を中断。原因はエンジン部分からの出火でした。
乗務員
「お荷物は持っていけません。置いていって下さい」
乗客乗員合わせて109人が乗っていましたが、全員が緊急脱出。けが人はいないということです。
■病気治療の子ども
犠牲に
先週、ワシントン近郊で旅客機と軍用ヘリが空中で衝突するなど、航空機による事故が相次いでいるアメリカ。
ペンシルベニア州でも週末、住宅や商業施設が立ち並ぶエリアに小型機が墜落。乗っていた6人全員と地上にいた1人が死亡しました。
事故の目撃者
「まるで映画。これは現実か?と思っていたら、色んな爆発音が聞こえてきた」
墜落したのは医療用の小型ジェット機。病院で治療を終えた女の子と母親を乗せ、自宅のあるメキシコへ送り届けるところでした。
■旅客機の翼
搭乗橋に接触
航空機のトラブルは国内でも。
トラブルは2日、福島空港で起きました。
到着した全日空機が駐機場に停止しようとした際、左の翼の一部が機体とターミナルビルをつなぐ「ボーディングブリッジ」に接触したのです。
全日空によりますと、乗客乗員にけがはありませんでしたが、整備などのため一部の便が欠航。機体を確認して原因を調べているということです。
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