英ファンド「日枝氏は最後の奉仕を」フジMHの経営から身を引くよう求める
国際|
02/04 21:05
フジ・メディア・ホールディングスの株式を保有するイギリスの投資ファンドがANNの取材に対し、日枝久取締役相談役は経営から身を引くべきとの考えをフジ側に伝えたと明らかにしました。
フジ・メディア・ホールディングスの株式を約1%保有する「ゼナー・アセットマネジメント」は4日、フジテレビの経営に40年以上携わる日枝久取締役相談役について「メディアや投資家が“天皇”に厳しい視線を向け続けている」と指摘しました。
そのうえで「日枝氏が身を引かない限り、フジ・メディアが本当に変わったことを示すのは難しいだろう」とし、「日枝氏が最後の奉仕をし、今年、取締役の再選を目指さないことを表明した方がいいだろう」との見解を示しました。
フジ側にもこれらの考えを伝えたとしています。
また、フジ・メディア・ホールディングスの取締役会について独立社外取締役を過半数にするほか、取締役の在任期間や取締役会の規模などを見直すように求めています。