G7外相会合閉幕 ウクライナへ「揺るぎない支持」 ロシアには“停戦合意”求める
国際|
03/15 04:37

カナダで開かれた主要7カ国=G7の外相会合は、ウクライナへの「揺るぎない支持」を改めて確認するなど結束を打ち出す共同声明を採択して閉幕しました。
閉幕にあわせて発表された共同声明によりますと、G7各国はウクライナへの「揺るぎない支持」を再確認し、ロシアによる将来的な侵攻を防ぐために「強固で信頼に足る安全保障体制が必要だ」という認識で一致したということです。
ロシアに対しては、「停戦に合意し、完全に履行するよう求める」と迫りました。
ロシアが合意に応じなければ追加制裁などに踏み切る可能性をちらつかせ、停戦交渉に後ろ向きなロシアへの圧力を強めています。
一方で、ロシアを厳しく批判する文言は盛り込まれませんでした。
トランプ政権は交渉を優先し、ロシアの反発を避けたい考えでこうしたアメリカ側の意向が反映された内容といえそうです。