イスラエル軍は、停戦開始以降初めてガザ地区に大規模な攻撃を実施しました。多数の死傷者が出ています。
　イスラエル軍は18日、ガザ地区全域でハマスのテロリストを標的とした大規模な空爆を実施したと発表しました。
　中東メディアは住民らが身を寄せる避難テントが標的になったとしています。
　ロイター通信は現地医療当局の情報として、これまでに多数の子どもを含む100人が死亡し、150人がけがをしたと報じています。
　イスラエル首相府は、大規模空爆はハマスが人質の解放を繰り返し拒否したうえ、仲介するアメリカの停戦延長案を断ったためだとし「今後、ハマスに対して軍事力を増強して対応する」と強調しました。
　ハマス側は「仲介者に対しイスラエルに合意に違反した全責任を負わせるよう要求する」との声明を出しています。