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ホワイトハウス報道官が仏議員に反論 自由の女神像「返還せず」

国際

03/18 15:00


 トランプ政権は「アメリカは自由の女神像を返還すべきだ」と述べたフランスの議員に対して、ホワイトハウスの報道官が「フランス人がドイツ語を話していないのはアメリカのおかげ」と反論しました。
 
 トランプ政権になったアメリカには「自由の女神」は相応しくないとして、ヨーロッパ議会のフランス選出議員がフランスが贈った女神像を返還するよう求める発言をしていました。 アメリカ
 レビット報道官 「(Q.トランプ政権は女神像を返還するのか?)絶対に返還しません。フランスの無名の下級政治家への私からのアドバイスですが、国民に知らせて下さい。今、フランス人がドイツ語を話していないのは、アメリカのおかげなんです。ですから、偉大な我が国に感謝すべきだということを」
 レビット報道官の発言は、第二次大戦でフランスを占領したナチス・ドイツにアメリカを中心とする連合国が勝利したことを念頭に置いたものとみられます。
 「自由の女神像」は、フランスがアメリカの独立100周年を記念して贈ったもので、返還を求めたフランスの議員は、トランプ大統領について「アメリカは暴君を支持することを選んだ」と批判していました。

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