米FRB“トランプ関税”に警戒感 政策金利を2会合連続で維持
国際|
03/20 12:00
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は政策金利を2会合連続で据え置くことを決めました。トランプ政権の高関税政策が景気を悪化させるリスクに警戒感をにじませています。
FRBは、トランプ政権の関税政策によるインフレや景気への懸念が広がるなか、2会合連続で政策金利を据え置きました。
今後の政策金利については、従来の年内2回の利下げ見通しを維持しました。
FRB
パウエル議長
「関税が引き上げられたものか否かを考慮するとインフレが関税によるものか正確に評価するのは難しい。インフレの一部は明らかに関税に起因するというのが答えだ」
FRBのパウエル議長はトランプ政権の関税政策がインフレを再燃させ、景気を悪化させるリスクに警戒感をにじませました。