IOC新会長に初の女性 ジンバブエの元競泳選手コベントリー氏(41) 渡辺氏は落選
国際|
03/21 00:34

IOC(国際オリンピック委員会)の会長選挙が20日に行われ、元競泳選手で、アフリカ・ジンバブエ出身のコベントリー氏(41)が女性で初めて選ばれました。
IOCの次の会長に決まったのは、IOC理事で、アフリカのジンバブエ出身のカースティ・コベントリー氏です。
コベントリー氏は、競泳選手としてオリンピックに5大会連続で出場し、2004年のアテネ大会と2008年の北京大会では、背泳ぎで金メダルを獲得しました。
初の女性、初のアフリカ出身の第10代IOC会長となります。
会長選挙はIOC総会が開催されているギリシャ南部のコスタナバリノで20日に実施され、およそ100人のIOC委員が無記名で電子投票し、1回目の投票でコベントリー氏が過半数を獲得しました。
IOC委員で、国際体操連盟会長の渡辺守成氏(66)も日本人として初めて立候補していました。
2期12年の任期を終えて6月に退任予定のトーマス・バッハ会長(71)は、名誉会長に就任することが決まっています。
画像:IOCのYouTubeから