イギリス・ロンドンの空の玄関、ヒースロー空港が、近くの変電所で発生した火災の影響で空港施設が停電となり、現地時間の21日いっぱい閉鎖されることになりました。
　ロンドン近郊のヒースロー空港近くの変電所で起きた火災は20日夜に発生しました。
　消防隊のおよそ70人が消火にあたっていますが、ヒースロー空港やロンドン西部の住宅、数千世帯が停電しているということです。
　出火の原因は分かっていません。
　停電の影響で、ヒースロー空港は現地21日（金）いっぱい閉鎖し、航空便の出発や到着を停止すると発表しました。
　ヒースロー空港に着陸できなかった航空便はフランス・パリやアイルランドの空港に行き先を変更したり、途中で出発地に引き返したりしているということです。
　ヒースロー空港はヨーロッパで最も発着便の多い世界的なハブ空港として知られています。 画像：＠naseefinish/X