トランプ氏 ウクライナ鉱物資源の共同開発などを巡る協定に期待「近く締結」
国際|
03/25 05:15

アメリカのトランプ大統領は、ウクライナの鉱物資源を巡る協定について、近く締結されると期待感を示しました。
トランプ大統領
「何よりも重要なのは殺し合いを止めることです。平均して週に2500人の兵士が主に殺されている。私たちは止められる」
トランプ大統領は24日の閣議の中でウクライナの鉱物資源の共同開発などを巡る協定について、合意に向けた協議がほぼ完了したとして、近く締結されるという見通しを明らかにしました。
アメリカ企業がウクライナの発電所を所有する案を巡っては、ウクライナ側と協議を続けているとしたうえで「アメリカには修理などの専門知識がある」と前向きな構えを見せています。
トランプ氏はまた、ウクライナとの間で「領土や停戦ラインについても話し合っている」と述べ、和平の実現に向けた意欲を改めて示しました。
トランプ政権は、23日と24日にウクライナ、ロシア双方と協議に臨み、全面的な停戦への道筋を模索していますが、ロシアとの隔たりは解消しておらず、先行きは不透明なままです。