NYダウが一時700ドル以上下落 トランプ政権の関税とインフレ懸念
国際|
03/29 03:53

アメリカのトランプ政権の関税政策への懸念やインフレへの警戒感から28日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が急落し、一時、700ドル以上値下がりしました。
トランプ政権がアメリカに輸入されるすべての車に25%の追加関税をかけると発表したことを受け、景気減速への懸念が広がっています。
また、28日午前に発表された物価に関する経済指標が市場予想を上回り、インフレに対する警戒感が高まったことも相場の重しとなっています。
ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は大幅に続落し、一時、700ドル以上下落しています。
トランプ大統領
「アメリカで前例のないことを行うつもりだ。私のアイデアだと自慢したい」
記者団から関税による価格上昇について尋ねられたトランプ大統領は、アメリカ製の自動車を購入すれば税の控除を受けられるようにするとして、中間層にもメリットがあると強調しました。