元中国紙幹部 31日に上訴審 日本関連でスパイ罪 懲役7年
国際|
03/31 14:25
日本大使館の職員と面会したなどとして、スパイ罪で有罪判決を受けた中国メディア幹部の上訴審が31日に開かれます。
共産党系の中国紙「光明日報」で論説委員を務めていた董郁玉氏は、2022年2月に日本大使館の職員と会食した直後に拘束されました。
去年11月の1審で、裁判所は北京の日本大使館を「スパイ組織」だと指摘し、董氏に懲役7年の実刑判決を言い渡しました。
金杉憲治駐中国大使は今月「日本の外務省はスパイ組織ではない」などとする書簡を董氏の家族に送っていて、弁護士はこれを証拠として2審で提出するとしています。