トランプ政権の「相互関税」日本時間3日早朝に発表へ 米財務長官明らかに
国際|
04/01 14:17

アメリカのトランプ政権が発動を予告している「相互関税」について、ベッセント財務長官は、日本時間3日の早朝に発表する見通しだと明らかにしました。
トランプ大統領は、貿易相手国と同じ水準まで関税率を引き上げる「相互関税」を2日に発表する方針を示しています。
この「相互関税」を巡り、ベッセント財務長官は3月31日、Foxニュースのインタビューで、政権の関税政策について「アメリカの労働者にとって公平な貿易システムを作り上げる機会を再び得ることになる」と正当性を強調しました。
そのうえで、日本時間3日午前4時にトランプ大統領から「相互関税」について発表されるとの見通しを明らかにしました。
対象国や税率については言及していません。
「相互関税」の対象を巡ってはトランプ氏は3月31日に「状況による」と述べ、例外を設ける可能性に含みを持たせましたが、これまで「すべての国々」が対象になることも示唆していて、ふたを開けて見るまで分からない不透明感に各国が翻弄されています。