トランプ関税 米中小企業営業続けるのが難しい状況 「突然死してしまう」悲鳴も
国際|
04/18 14:42
トランプ政権による中国への関税が145%となったことで、アメリカの中小企業から「突然死してしまう」と悲鳴が上がっています。
ミネソタ州にある「ビジーベイビー」は子ども用品などのオンラインストアを展開しています。
しかし、製品は中国で生産されているため、トランプ政権による中国への145%関税によって輸入にかかる負担の額は3万ドルから23万ドルに大幅に増えたということです。
経営を続けるのは難しい状況になっています。
ビジーベイビー
ベス・ベニケCEO
「私の会社や他の多くの中小企業にとって、これは一時的な痛みではありません。突然死してしまいます」
一方、ロイター通信によりますと、トランプ関税の対象国から製品を輸入しているアメリカの中小企業5社は14日、トランプ政権による「相互関税」の差し止めを求め、アメリカの国際貿易裁判所に提訴しました。