トランプ大統領 誤って強制送還された男性を帰国させない姿勢
国際|
04/15 08:49

トランプ政権は誤ってエルサルバドルに強制送還された移民の男性について、アメリカに帰還を求める考えがないことを示しました。
トランプ政権は先月、犯罪組織のメンバーらをエルサルバドルに国外追放した際に、強制送還が免れる保護資格を持つ男性を誤って送還していました。
トランプ大統領は14日、エルサルバドルのブケレ大統領と会談した際に、政権として男性の帰還を求める考えがないことを示しました。
ボンディ司法長官
「彼は違法にアメリカに滞在していました。現在、書類作業が必要になっています。彼をアメリカに送り返すかどうかはエルサルバドル次第です。我々に決定権はありません」
トランプ大統領
「君はとてもよくやっている」
また、ブケレ大統領も「テロリストをどうやってアメリカに密入国させるというのか。私にはアメリカに送り返す権限などない」と述べ、男性を帰還させる考えがないことを強調しました。
ブケレ氏はアメリカから国外追放された犯罪者をエルサルバドルの刑務所に受け入れると提案してきましたが、トランプ氏はブケレ氏を称賛し、可能な限り多くの犯罪者を送り込む考えを示しました。