トランプ氏 交渉困難ならロシア・ウクライナ和平の仲介から「手を引く」
国際|
04/19 04:37
アメリカのトランプ大統領はロシアとウクライナのどちらか一方が交渉を困難にした場合、和平の仲介から手を引くと述べ、早期の合意を促しました。
アメリカ
トランプ大統領
「何らかの理由で、ロシアとウクライナのどちらかが交渉をとても困難にするなら、『君たちは愚かだ』と言って我々は手を引くだろう。そうならないことを願っている」
トランプ大統領は18日、記者団に対し、ロシアとウクライナの停戦交渉について「早く決着をつけなくてはならない」としたうえで、どちらか一方でも交渉を困難にした場合、和平の仲介から手を引くと述べました。
一方で、両国から「熱意を感じる」として、停戦の実現に向けて交渉が佳境を迎えているとの認識を示しました。
ロシアのプーチン大統領が交渉の先延ばしを図っているのではないかとの質問には、「そうではないことを願っている」と答えました。
また、フランスを訪問中のルビオ国務長官は18日、「和平の努力を何週間も何カ月も続けるつもりはない」と述べ、合意に向けた進展が見られなければ、アメリカは「数日以内」に交渉の仲介を断念する意向を示しています。