「遅すぎる人」FRB議長を批判 トランプ氏 再び“利下げ”要求
国際|
04/22 10:40
アメリカのトランプ大統領はFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長を「ミスター・遅すぎる人」と呼び、早期の利下げを改めて求めました。
トランプ大統領は21日、自身のSNSで、エネルギーコストや食料品の価格が大幅に下落したとして「インフレは事実上存在しない」と主張しました。
「今すぐに利下げをしないと経済が減速する可能性がある」とも訴え、FRBのパウエル議長を「ミスター・遅すぎる人」と批判しました。
パウエル議長は早期の利下げには慎重な姿勢を維持しています。
こうした発言を受けて、ニューヨーク株式市場では中央銀行の独立性が脅かされるとの警戒感から、ダウ平均株価は大幅に続落し、先週末の終値に比べて971ドル安い3万8170ドル41セントで取引を終えました。
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