ウクライナ・ゼレンスキー大統領 南アフリカを初訪問 侵攻巡り支持訴え
国際|
04/24 23:59

ウクライナのゼレンスキー大統領は南アフリカを訪問しました。「グローバルサウス」の主要国でロシアとの関係も深い南アフリカに対して、支持を訴えたとみられます。
ゼレンスキー大統領は24日、首都プレトリアでラマポーザ大統領と会談しました。
会談後の記者会見でゼレンスキー大統領は、完全な停戦後にロシアと交渉する用意があると話し、これは「大きな妥協だ」と述べました。
また、ロシアに連れ去られたウクライナの子ども400人のリストをラマポーザ大統領に手渡し、協力を求めたことを明らかにしました。
ラマポーザ大統領は今週初めにプーチン大統領と電話会談し、「平和的解決に向け協力することを確認した」と述べました。
また、トランプ大統領とも電話会談を行い、ウクライナ和平のプロセスについて近く、会談することで合意したとSNSで明らかにしました。
ウクライナの大統領が南アフリカを訪問するのは今回が初めてです。
グローバルサウスの主要国で、ロシアとの関係も深い南アフリカに対し侵攻を巡り支持を訴えたとみられますが、ゼレンスキー大統領は首都キーウなどへの大規模攻撃を受け、予定を切り上げて帰国すると発表しています。