フランシスコ教皇の墓が一般公開 弔問の列絶えず
国際|
04/28 05:52
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の墓が一般公開され、多くの弔問客が訪れました。
約25万人の信者らが集まったフランシスコ教皇の葬儀から一夜明けた27日、埋葬先のローマのサンタマリアマジョーレ大聖堂の墓が一般に公開されました。
大聖堂の一角に設けられた大理石の墓には、簡素な埋葬を希望したフランシスコ教皇の遺言に従い、ラテン語で名前だけが刻まれました。
また、墓の上には生前教皇が身に着けていた十字架の複製も掛けられました。
公開初日には数百人が列を作り、訪れた人は「教皇は誰にとっても身近な人であった。彼がしてきたことを尊敬している」などと語りました。
今後は、教皇に次ぐ地位のある枢機卿たちによって新しい教皇を選ぶ選挙「コンクラーベ」が行われることになります。