米FRB政策金利を3会合連続で据え置き決定 「不確実性さらに高まっている」と強調
国際|
05/08 03:28

アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は政策金利を3会合連続で据え置くと決定しました。一方で、経済の見通しを巡り、「不確実性がさらに高まっている」と強調しました。
FRBは、トランプ政権の関税政策によるインフレや景気への懸念が広がるなか、今後の状況を慎重に見極めるため、3会合連続で政策金利を据え置きました。
声明では「経済の見通しに関する不確実性はさらに高まっている」としたうえで、「失業率とインフレの上昇リスクが高まっている」と指摘しました。
トランプ大統領はFRBに対して繰り返し利下げを要求していて、パウエル議長に対して解任もちらつかせるなど圧力を強めていますが、この後、行われるパウエル氏の会見に注目が集まっています。