インド軍はカシミール地方のパキスタンの実効支配地域を攻撃した際の映像を公開しました。核保有国同士の軍事衝突が激化する懸念が高まっています。
　インド軍が7日に公開したのは、パキスタンが実効支配するカシミール地方にあるテロリストの拠点を攻撃したとする映像です。
　攻撃についてインド側は、26人が犠牲となった先月のテロ事件を受けた措置であり、「テロリストの拠点に標的を絞り適切なものだった」と強調しています。
　一方、パキスタン側は標的となった場所に武装勢力の拠点はなかったと反論していて、子どもを含む26人が死亡したとしてインドへの報復を表明しました。
　パキスタンからの砲撃で、インド側にもこれまでに10人以上の死者が出ています。