「戦争終結の第一歩は停戦だ」ゼレンスキー大統領 停戦後の交渉を強調
国際|
05/11 17:37

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアと直接交渉を行うには、ロシアが停戦に応じることが必要だと訴えました。
ゼレンスキー大統領は11日、トルコのイスタンブールで交渉を行うというロシアのプーチン大統領の提案について「ロシアが戦争終結を考え始めたのは良い兆候だ」と指摘しました。
一方で「どのような戦争も終結させるための第一歩は停戦だ」と主張したうえで、「ロシアが12日から、完全かつ永続的で信頼できる停戦を実現することを期待している」として、停戦後に交渉を開始する方針を示しました。
プーチン大統領は11日未明、西側諸国が求めていた30日間の無条件の停戦を事実上拒否し、イスタンブールでのウクライナとの直接交渉を提案しました。
プーチン大統領は、交渉中に停戦を協議する考えで、提案した直後からロシア軍はウクライナへのドローン攻撃を行っています。