米財務長官 米中高官協議で「大きな進展があった」
国際|
05/12 02:48

アメリカのベッセント財務長官は関税を巡る中国との協議について、「大きな進展があった」と明らかにしました。
ベッセント財務長官
「米中の非常に重要な貿易協議において、大きな進展があったことをお伝えしたい」
米中両政府はスイスのジュネーブで10日と11日の2日間にわたり、トランプ政権による関税措置の強化後、初めてとなる閣僚級の貿易協議に臨みました。
ベッセント財務長官は協議終了後、「大きな進展を遂げた」として、詳細は12日午前に説明すると述べました。
同席したUSTR(アメリカ通商代表部)のグリア代表も米中の意見の隔たりは「思ったほど大きくなかった」としています。
現在、アメリカは中国からの輸入品に合わせて145%の追加関税を課していますが、トランプ氏は9日、「中国への関税は80%が妥当と思える」として、関税の引き下げを示唆しています。