新教皇に選出プレボスト枢機卿について米メディア「史上初アメリカ出身教皇誕生」
国際|
05/09 05:37

新教皇レオ14世となったプレボスト枢機卿について、アメリカの各メディアは一斉に、「史上初アメリカ出身教皇誕生」と見出しを打っています。
ニューヨーク・タイムズは、「シカゴ生まれのプレボスト枢機卿は、アメリカにルーツがありながら、スペイン語やイタリア語などを操る国境を越えた聖職者だ」と評しています。
また、バチカン公式サイトに掲載された「司教は自分の王国に座す小さな王子であるべきではない」という本人の言葉を引用したうえで、「プレボスト枢機卿は、貧しい人々や移民に寄り添う姿勢において、フランシスコ教皇に通じるものがある」と紹介しています。
地元シカゴのNBCテレビは、「歴代の教皇と比較すると年齢的には若いものの、ペルーとローマの両方で要職を歴任していて、教会では世界的な指導者として一目を置かれる存在」とする一方で、CBSテレビは、「社会問題においては進歩的と見られるが、教会の教義に関しては保守派として知られる」という見方も紹介しています。