中ロ共同声明に台湾反発「現実とかけ離れた主張」
国際|
05/09 23:02

台湾当局は9日、中国とロシアが首脳会談後の共同声明で「台湾は中国の領土の不可分の一部である」としたことに強く反発しました。
中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領の会談後に発表された共同声明は台湾に関して「中国の領土の不可分の一部」としたうえで、「いかなる形の『台湾独立』にも反対する」と言及しています。
これに対し、台湾当局は9日に公表したプレスリリースで、「現実とかけ離れた主張がなされた」「中国に従属したことは一度もないことを改めて表明する」と強く反発しました。
また、台湾は「国際社会を混乱させ、台湾の主権を軽んじる中国に対抗するため、世界の国々が手を携えて対抗するように呼び掛ける」と述べています。