極細タワマンに「数千カ所のひび割れ」 管理組合が提訴 NYマンハッタン
国際|
05/17 10:06
アメリカ・ニューヨーク、マンハッタンの高級住宅街にそびえ立つ2015年に完成した超高層マンション。高さ425メートルで細長いスタイリッシュな外観が特徴です。
誰もがうらやむ超高級マンションですが…。
管理組合
「構造上の甚大な不具合を隠された」
このマンションの管理組合が、開発業者を相手取って訴訟を起こしたと地元メディアが報じました。
建物に目立ったひび割れや剥離(はくり)、形態の劣化が数千カ所確認できるほか、中心部には深さ25センチのひび割れがあるといいます。
このひび割れから水が入り込み、柱の鉄が一部腐食していると主張していて、管理組合はおよそ240億円を超える規模の損害賠償を求めているということです。
このマンションではこれまでにも、入居者などから20件を超える水漏れの報告が相次いでいました。
しかし、開発業者側は管理組合の主張を否定していて、訴訟の却下に向けて動いていることを明らかにしました。
(「グッド!モーニング」2025年5月17日放送分より)