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ハマス最高幹部が死亡か ガザ戦況や停戦交渉に影響も

国際

05/18 16:37


 イスラム組織ハマスで最高幹部を務めるムハンマド・シンワル氏がイスラエル軍によるガザ地区南部への攻撃で死亡したと中東のメディアが報じました。
 中東のメディアは18日、ガザ地区南部ハンユニスにあるトンネルの中でムハンマド・シンワル氏とその側近10人の遺体が見つかったと報じました。
 イスラエルメディアも「事実であれば、ガザでの軍事作戦の様相を劇的に変える」と伝えています。
 ムハンマド氏は去年10月にイスラエル軍に殺害されたハマス最高指導者のヤヒヤ・シンワル氏の弟です。
 その後、兄に代わって最高幹部の一人として軍事作戦などを指揮してきたとされています。
 イスラエル軍は13日にハンユニスに空爆を実施し、標的はムハンマド氏だと明らかにしていました。
 これまでのところ双方から声明などは出されていませんが、ムハンマド氏の死亡が事実であればガザ地区での戦況を大きく変えるだけではなく、行き詰まる停戦交渉にも影響がでそうです。
 その停戦交渉を巡っては、仲介国カタールで新たな協議が始まったことが明らかになっています。
 パレスチナの情報筋は、イスラエルが提示した2カ月間の停戦と引き換えに人質の解放を実施する案にハマス側が合意したと中東のメディアに語っています。
 また、ハマスはこの一時停戦期間で戦闘を終結させる交渉を始めるよう仲介するアメリカに保証を求めたとしています。

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