イーロン・マスク氏が政治献金大幅削減へ 共和党に打撃か「もう十分やったと思う」
国際|
05/21 07:21

アメリカのトランプ政権の一翼を担ってきたイーロン・マスク氏が、今後の政治献金を大幅に減らし、電気自動車大手「テスラ」のCEO(最高経営責任者)をあと5年は務める意向を明らかにしました。
マスク氏
「政治資金は、今後は大幅に削減するつもりです」
「(Q.なぜですか?)もう十分やったと思う」
マスク氏は20日、カタールで行われた経済フォーラムにオンラインで参加し、去年の大統領選挙ではトランプ氏の選挙活動に巨額の資金を投じていましたが、今後は政治献金を大幅に減らす考えを示しました。
来年の中間選挙に向け、共和党にとって打撃となるとの見方が出ています。
また、自身の政治への関与に対する批判からテスラの経営状況が悪化するなか、マスク氏は、今後5年間はテスラのCEOを務めて経営に注力する姿勢を示しました。
画像:QATAR
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