台湾・頼総統 就任1年に合わせ中国人民解放軍が対岸の福建省南部で訓練
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05/21 13:06

台湾の頼清徳総統が就任1年の演説を行った20日、中国人民解放軍が台湾の対岸である福建省南部で、水陸両用戦闘車の訓練を行ったと発表しました。
中国中央テレビによりますと、訓練を実施したのは中国陸軍の合成旅団です。
公開された映像では何台もの車両が連なり、海上を走行している様子が確認できます。
参加した軍人は「我々は上陸突撃作戦の能力が比較的強い。これまでは個別の技能訓練に重点を置いていたが、今は、複数での訓練が多くなっている」と強調しています。
国営テレビの動画は、水陸両用戦闘車を敵の防御を切り裂く「鋭いナイフだ」と紹介し「その日が本当に来ても我々は大丈夫だ」と締めくくっています。