ドイツ・ウクライナ首脳会談 ミサイル共同生産へ
国際|
05/29 06:25
ドイツのメルツ首相とウクライナのゼレンスキー大統領が会談し、射程制限のない長距離兵器を共同で生産することで合意しました。
ドイツのメルツ首相とウクライナのゼレンスキー大統領は28日、ベルリンで会談した後に、共に記者会見し、射程制限のない長距離兵器を共同で開発すると表明しました。
メルツ氏は「ウクライナは領土外(ロシア領内)の軍事目標も含め、自国を完全に防衛することが可能になる」と主張しています。
ゼレンスキー大統領は、ロシアのプーチン大統領について、「戦争終結のための会談を延期する理由を常に探している」と指摘しました。
一方、ロシアのラブロフ外相は「平和的解決に向けた覚書を作成した」として、ウクライナとの2回目の直接協議を6月2日にイスタンブールで開催することを提案しました。
ロシアの代表団は引き続き、メジンスキー大統領補佐官が率いるとしています。