トランプ氏 ロシアへの対応「2週間以内に分かるだろう」対応決める考え示す
国際|
05/29 08:17

アメリカのトランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領が戦争の終結を望んでいるかどうか2週間以内に判断する考えを示しました。
トランプ大統領
「2週間以内に分かるだろう。プーチン氏が我々を欺いているかどうかが明らかになる。もしそうなら対応を少し変えることになる」
トランプ大統領は28日、記者団に対し、ロシアのプーチン大統領がウクライナとの戦争終結を望んでいるか2週間以内に判断し、今後の対応を決める考えを示しました。
また、ロシアがウクライナへの大規模攻撃を続けていることについて「交渉の最中に人々が殺害されることに強く失望している」と述べ、プーチン氏への不満を改めて示しました。
アメリカ議会ではロシアへの追加制裁を求める動きが出ていますが、トランプ氏は現段階で制裁に踏み切らない理由について「停戦合意に近付いたと思う場合に、台無しにしたくないからだ」と述べ、タイミングを考える必要があると強調しました。