住宅街に突如体重2トンの巨大な生き物が現れて大騒動になりました。
　交通量が多い道路に面した住宅の塀の辺りをよく見てみると、灰色の巨大な岩のようなものが見えます。
　動きました。警察官も出動しています。
　27日の早朝、南アフリカの大都市、ケープタウン郊外の海岸から1キロほど離れた住宅街で寝そべっていたのは、巨大なミナミゾウアザラシです。
　動物保護団体によりますと、体重およそ2トンの若い雄で、成長するとこの倍の大きさになることもあるといいます。
　陸に上がり、人が生活するエリアに現れるのは極めて稀で海に返そうと保護団体や獣医師、警察、行政、交通サービスなどが協力して9時間近くに及ぶ救助活動が行われました。
　ミナミゾウアザラシは車にのせられビーチに着くと、一目散に海へと戻っていきました。