米がイランのウラン濃縮を一時的に認める案を提示と報道 トランプ氏は否定
国際|
06/03 09:15

トランプ政権はイランとの核協議を巡り、低レベルのウラン濃縮を一定期間認める合意案を提示していたとアメリカメディアが報じました。トランプ大統領は、報道を否定しています。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は2日、関係者の話としてトランプ政権がイランとの核問題を巡る協議で、濃縮度3%を上限とするウランの製造を限定的に認める合意案を提示していたと報じました。
新たな濃縮施設の建設を禁止する案も含まれているということです。
トランプ政権はこれまで、イランによるウラン濃縮の完全停止を求めていましたが、イランは平和利用を目的に続けるとの主張を繰り返してきました。
報道を受けてトランプ大統領はSNSに「ウランの濃縮を一切許さない」と投稿し、報道内容を否定しています。