トランプ氏停戦の仲介見合わせ示唆 ロシアとウクライナの戦闘「しばらく戦わせたら」
国際|
06/06 06:53

アメリカのトランプ大統領はロシアとウクライナの戦闘について、「しばらく戦わせたらいい」と述べ、早期の停戦実現は難しいとの認識を示しました。
トランプ大統領
「時にはしばらく戦わせてそれから引き離した方がいいこともある。きのう、そんな例え話をプーチン氏に話した」
トランプ大統領は5日、前日に行われたプーチン大統領との電話会談で、ロシアとウクライナの戦闘を公園での子どものケンカに例え、「離そうとしても離れない。しばらく戦わせてから、引き離した方がいいかもしれない」と述べたことを明らかにしました。
トランプ氏は双方が憎しみ合うなか、「苦痛に耐えた後でなければ引き離せない」として、早期停戦は難しいとの認識を示し、一定の期間、停戦の仲介を見合わせる可能性を示唆しました。
また、ロシアへの追加制裁については、状況が収まらないと判断した時だとして、「期限は頭の中にある」と述べるにとどめました。