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「深海を無法地帯にしてはならない」国連海洋会議が開幕 公海での資源開発などを議論

国際

06/10 03:46


 海の環境保護や資源の持続可能な利用などを話し合う国連海洋会議が開幕し、海底に眠るレアアースなどの開発で国際ルールが策定できるか注目されています。 グテーレス国連事務総長 「各国は現在、海底の鉱物資源開発で新たな海域への進出に取り組んでいる。この重要な問題に対処し続ける国際海底機構の働きを私は支持する。深海を西部開拓時代のような無法地帯にしてはならない」
 フランスのニースで9日に始まった国連海洋会議では、世界の海の6割以上を占め、各国の主権が及ばない公海での鉱物資源の開発について主に議論します。
 公海やその海底で生態系を保全し、持続可能な開発を行うため、「海洋保護区」を設定する国際条約の発効を目指しています。
 海の鉱物資源を開発する方針を打ち出しているアメリカのトランプ政権は、今回の会議に高官級の代表団を派遣していません。
 また、会議では気候変動や海洋プラスチック対策なども議論し、最終日の13日に行動計画を採択する予定です。