トランプ大統領 イランに「無条件降伏を!」 米軍で核施設攻撃へ方針転換との報道も
国際|
06/18 05:14

アメリカのトランプ大統領はイスラエルと衝突しているイランに無条件降伏を求め、最高指導者ハメネイ師について、現時点で殺害する意図はないと主張しました。
トランプ大統領は17日、自身のSNSに、「我々はイラン上空を完全に支配している」と投稿し、イランの装備ではアメリカ製の武器にはかなわないと強調しました。
また、ハメネイ師を念頭に「イランの最高指導者がどこに隠れているか、正確に把握している。容易な標的だ」としたうえで、「殺害する意図は少なくとも現時点ではない」と主張しました。
トランプ氏は17日、記者団に対し、イランに核開発の「完全な放棄」を求める考えを示し、SNSでも「無条件降伏!」と強調しています。
こうしたなか、ロイター通信はアメリカ軍が中東に戦闘機を追加配備したと報じています。
またCNNは情報筋の話として、トランプ氏はイランの核施設を米軍で攻撃する方向へ考えを転換したと伝えました。
ただし、イランが大幅な譲歩をすれば、外交的解決の道が残されているともしています。