イスラエル首相 イラン体制崩壊の可能性に言及“市民次第”
国際|
06/20 10:37
イスラエルとイランの攻撃の応酬が続くなか、イスラエルのネタニヤフ首相は、イランの体制の今後について「市民が自由を求めて立ち上がるかによる」との考えを示しました。
イスラエル
ネタニヤフ首相
「我々は体制崩壊を狙っているのかと聞かれるが、結果としてそうなるかもしれない。しかし、それはイランの市民が自由のために立ち上がるかによる。自由とは安くはない」
ネタニヤフ首相はイランについて「民間人を狙う犯罪的な政権」と批判したうえで、改めて攻撃の目的が核開発とミサイルの破壊にあると強調しました。
また、アメリカの攻撃参加には「トランプ大統領の判断を信じている」と期待感を示しました。
一方、イスラエル軍は19日、イラン西部アラクの重水炉を攻撃したと明らかにしました。
IAEA(国際原子力機関)は、原子炉は建設中で放射性物質は無かったと指摘しています。