プーチン大統領「ウクライナ全土はロシアのもの」 国際経済フォーラムで持論を展開
国際|
06/21 04:19

ロシアのプーチン大統領は「ウクライナの全土がロシアのものだ」と国際会議で主張しました。
プーチン大統領
「私が何度も言ってきたように、ロシア人とウクライナ人は実質的に同じ民族だ。この意味で、ウクライナの全土は我々のものだ」
プーチン大統領は20日、サンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムで、「ロシア軍はどこまで進軍するのか」という司会者の質問に対して、ウクライナ全土がロシアのものだと持論を展開しました。
プーチン大統領は、「ウクライナ国民の独立の権利を疑問視したことはない」とも述べましたが、ウクライナは非核、非同盟の中立国でなければならないと主張しました。
また、「ロシア兵が足を踏み入れた場所は我々の土地だ」という言い習わしがあるなどと述べ、少なくとも、ロシアが占領する地域は放棄するよう迫りました。